文科省「不登校は問題行動ではない」「不登校生徒が悪い、は偏見」
文科省「不登校は問題行動ではない」「不登校生徒が悪い、は偏見」
フロントページのニュースに書きましたが、
文部科学省が、
「不登校は問題行動と判断してはならない。不登校児童生徒が悪いという根強い偏見を払拭し,学校・家庭・社会が不登校児童生徒に寄り添い共感的理解と受容の姿勢を持つことが,児童生徒の自己肯定感を高めるためにも重要」などと
全国の中学校小学校へ通知を出したそうです。
掲載場所は、 文科省のホームページ の ここ の最初の(3)の中です。
フリースクール全国ネットワークから連絡をもらったのですが、担当者さんが言うように、よくここまできた、という画期的な内容だと思います。
これを本当に学校の先生たちがよく理解してくれればよいのですが、そんなに簡単にはいかないと思います。
担当者さんが言うように、浸透するまでにはかなりの時間がかかるのだと思います。
ただ、文科省がこう言っていることを、担任の先生や管理職の先生に確認することは、これでできるようになったはずです。
「悪い子と思っていませんか。そういう扱いをしていませんか。子どもがそういうふうに感じているのですが、・・・」などの話はできるようになりました。
実は、これA4にして13枚もあるので、まだ全部読んではいないのですが、もしかして今困っている人がいるかもしれないと思って、今日掲載しました。
また、近日書きますが、私佐合は不登校が良いことだとは思っていません。でも悪いことだとも思っていません。
しかし、悪いことだ、悪い子だ、という扱いをして、より悪い方向に行ってしまう、そのことが心配です。
もっともっと大切なことがあるはずですから。