アメリカ大統領選は、戦略的だったらしいです。
アメリカ大統領選は、戦略的だったらしいです。
ドナルド・トランプがアメリカ大統領に決定しました。
信じられませんね。あまりに素人っぽくて言うことは無茶苦茶で、英語の表現もとても日常の言い方で、あまり知的な感じはしませんし、選ばれるわけないなんて、思っていました。
知的で、積み重ねた政治経験がある、元大統領夫人のクリントンが負けるわけないと、
99パーセントの日本人が思っていたのではないでしょうか。
しかしこの辺が、日本人の思う民主制とアメリカの民主制の違いなんでしょうね。
言っていることが有権者に響けば、当選まで行ってしまうのでしょう。
「日本は自分のことは自分で守れ」ということも言っていたし、日本の防衛問題では、アメリカが守ってくれるということが前提になって今まで議論していたのが、もしかしたら前提がすべて崩れるのかもしれません。
ところが・・・
最近テレビを見て、だんだんわかってきたのは、トランプはかなり戦略的に選挙キャンペーンをやっていたということです。
これらすべては、アメリカの大きな不満を持つ労働者に訴えることを柱にして主張をしていたわけで、だから話す言葉もきっと難しい言い方より簡単な英語を選んでいたのではないかと思えてきます。
すべて大統領になるための戦略だったと考えた方が良い気がします。
ですから、大統領になった途端にまともなことを言う可能性もあります。
日本人みんなとても心配していると思いますが、政治の素人だからこそ、実際の行政の現場に行ったら、それほど大胆なことはできないのではないのでしょうか。
これから4年間はこの大統領と付き合っていかなければいけないわけなので、現実的に考えるべきなんでしょう。
少なくとも教育行政やフリースクールにはあまり関係ないと思うのですが、どうでしょうか。
あしたは、トランプのスピーチをちょっと授業で紹介してみようと思っています。重要なmakeの練習になりますので。
We will make America great again!