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いじめを受けた中学生の手記「ぼくは生きる」

いじめを受けた中学生の手記「ぼくは生きる」

中学1年生が、福島県から横浜へ避難してきたら、放射能があるからといって、ばい菌扱いされていじめられ、その手記が発表されたというニュースがありました。

「いままでなんども死のうと思った。でもしんさいでいっぱい死んだから、つらいけどぼくはいきるときめた。」

不登校になったのに、先生や学校、教育委員会に無視されたということで、反響が拡がっていると言っていました。

本当につらい話です。
悪口だけでなく、賠償金もらっているからと、おかねも奪っていたとは。
どうして大人たちは助けようとしなかったのか。

新聞には、この生徒が今フリースクールに通っているとあります。

名古屋に避難してきた生徒もいるのでしょうが、今のところゆいまーる学園には震災関連の例はありません。

そこで、考えてみたのですが、言いたいことは三つ。

一つは、福島第一原発がなければこんないじめもなかった、ということ。これも忘れてはいけないと思います。
こんなところにも、政治家や東電幹部などによる原子力神話の嘘の影響が大きく現れたわけです。

次に、不登校について大人たちは未だに面倒なこと扱いをしているだろう、ということです。そうでなければ、どうしてちゃんと扱ってくれないのでしょうか。

もう一つは、意見が分かれるかもしれません。
この事例では、不登校はその生徒に何にも罪がなく、全面的にいじめた生徒や先生や教育委員会の責任が問われると思います。

しかし、フリースクールに誰一人として喜んで来ることを決めてはいないのです。そして、ほとんどの生徒が不可避の形で不登校になりフリースクールに通うことになっています。
僕は、その生徒に責任はないと思っています。
その意味では、この中学1年生と何も変わりません。

もし生徒当人が仮に悪いことをしたとしても、それは本当にその生徒個人の問題なんでしょうか。
必ずそれには大人による影響があり、事後きちんと整理してフォローしていれば、不登校にはならなかったケースが非常に多いと思います。
大人に対する不信感、が不登校になる一番多い理由です。

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