今週のホームルーム
今週のホームルーム
いつもは外でスポーツなどして遊んでいるホームルームの時間ですが、今回は今の東アジア情勢について話しました。
つまり、北朝鮮とアメリカが引き起こしている緊張について、基本的なことをまとめ、これからどうすべきかを考えました。
生徒たちはみんな一生懸命に考えていました。
ただやはり少々難しいのと、遠慮もあってか、活発な議論というわけにはいきませんでした。
それはそうですね。
一流の何とか評論家などが議論する内容ですから、こういうことはなかなか言いづらいと思います。
ただ、僕はどうも納得いかないんです。
それは、私たちはこれらの情報をどうしてもテレビなどのマスメディアから入手するしかありませんが、こんなに自分たちに直面した緊張した場面は今までかつてなかったと思われるのにも関わらず、ほとんど説明したり議論する番組がないということです。
このテーマについて毎日やっていてもいいような気がするのですが、まるで何も起こっていないかのように平穏です。
ミサイルが飛んでくるのか来ないのか、飛んでくるならその時どうするのか、念のため考えないといけない気がします。
戦争になるのかならないのか、なったのならその時どうするのか。
国民みんなで話し合って、今後の日本の進む道を模索していく、そんないい機会だとも思います。
今話さないのだとしたら、いつ話すのでしょうか。
この1週間くらい、あまりに静かなのが反対に不気味です。
もしかして、何かが進行しているのではないか、などとも考えてしまいます。
北朝鮮とアメリカが水面下で接触していて、平和的な方法で解決に向かっている、などということを心で願っています。楽観的過ぎますね。