ドラマ「明日の約束」
ドラマ「明日の約束」
17日火曜日に始まったドラマ「明日の約束」を見ましたか。
僕の場合は、レコーダーにキーワードが入れてあるので、自動的に録画されていました。
私立高校、イジメ、熱心な先生と事なかれ主義の先生、異常なお母さん、
子どものことがバレては困る地域の有力者のお父さん。
我々にとっては、この辺は、もーーー本当に本当にそれしかないのかー、
と言いたくなるほど古典的な設定なんですが、
このドラマが違うのは、井上真央が演じる常勤のスクールカウンセラーが主役であること、ですね。
このスクールカウンセラーが本当にがんばるわけです。
そうすると、先生たちが「余計なことしなきゃいいのに」と煙たがるわけです。
現実には、そんなあからさまに言う先生はほとんどいないとは思いますが、
構図としては、よくわかります。
以前、大手でやっていた佐合も、そんなふうに言われたっけな。
お母さんたちの異常さが病的なところも、やや新しいかな。
もう一つこのドラマが違うのは、展開が速いこと。
万引き 家出 暴力
とんでもないお母さんが出てきて、とうとう子どもである生徒に見捨てられます。
お母さんが子どもに見捨てられるんです。
内容としては納得いきます。
だって、こんなお母さんなかなかいないですから。
自分の子どもがじゃまだから、「あんたのせいで、わたし幸せになれないじゃん」と
子どもに言ってしまうんです。で、殺人?
さらに、いじめられて欠席し始めた生徒が自殺してしまいます。
こんなにいろんなことが次から次へと一般的な全日制高校であるわけはありませんね。
さすがにドラマです。
しかし、現実の日本社会を取材などして、ある程度本質を描いているようにも思います。
フィクションのドラマの中にもちらちら真実が見えることもありますから、
来週このあとも見てみようと思います。