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ひきこもり と 不登校

ひきこもり と 不登校

ひきこもり に関連した事件が二つありました。

どちらも、重い気分になる、非常に悲しい事件でした。

自分の仕事と関係がないわけではないので、やはり気になります。

しかし、実は、おそらくほかの人が思うほど、気になってはいないのです。
今回はそれを伝えたくて、書くことにしました。

それは、不登校とひきこもりは、別のものだからです。

もちろん、関連はあります。
不登校のあいだは、自宅にこもっている状態になります。
(短期的には自分の部屋からなかなか出てこないケースもあります。)

それが、長期間になり、学校を自然に卒業したり、退学したりすればひきこもり、ということにもなります。

しかし、大人の長期ひきこもりの人が、いつからひきこもったかということ、20歳代以降がほとんどです。

つまり、不登校のままひきこもる人は意外に少ないのです。

相談にいらっしゃる保護者のみなさんも、不登校になると、わが子がこのままひきこもってしまうのではないかと、ご心配になります。

可能性がないことはないのですが、ほとんどはやがて外に出て、人間関係を作り出すのです。

不登校(のほとんど)は思春期のものです。
ひきこもりとは違います。



もう一つはマスコミでも言われていますのでいいのですが、念のため。

ひきこもっている人が犯罪を犯しやすいということでは決してありません。
データがあるわけでもないので断定はできないのですが、論理的にありえないと思えるのです。

ひきこもっている人のほとんどは、外に出たい、外に出るべきだとわかっているのに出られない人です。
なぜか。概して、世間とか社会とか人間に対して、恐怖感や不安感を持ってしまったのが原因です。
そういう人たちが、法を犯すのには、爆発するようなエネルギーとそのための決意が必要になります。

また、ひきこもっていることと善悪の判断ができなくなっている、ということも繋がるわけではありませんね。

というわけで、犯罪を犯す方がずっと少数であることは確かです。

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