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ネットで発言する → 能力・性格を90%は見抜かれている

ネットで発言する → 能力・性格を90%は見抜かれている

NHK クローズアップ現代はやはり気になることをやっていて、最近よく見ます。
今回は強烈です。(と、僕は思います。)

先日の「人事・転職ここまで!? AIがあなたを点数化」は、転職を考える人だけでなく、インターネットで発言する人全員に関係します。(たぶん。)

番組ダイジェストはここ
(リンク先消滅したらごめんなさい)

私たちは、好きなことをブログや、Twitter、インスタグラム、ファイスブックなどを使って表現しているのですが、その利用者の個人情報を分析して、人事に使おうという会社があるということです。

LAPRASというITベンチャー企業は、ネット上の個人データをもとに能力をスコア化しており、143万人分のデータベースがあり、その人たちの能力やインターネットからAIを使って判断・点数化しているというのです。

番組の中では、あるプログラマーの女性のところに急にメールが入って、ヘッドハンティングされ、その女性の望むような会社に転職し、理想的な仕事をしている、ということを紹介していました。
これは良かったケースです。

マイナスのケースは?
ある就職活動をしていた大学生は、リクナビ(就活で大勢が使うサイト)を利用していたら、実はその人のホームページの閲覧履歴などが調べられていて、内定辞退する可能性が高いと判断されていました。学生の味方だと思っていたリクナビに裏切られた形です。

実際に、彼を採用しなかった企業の2社は、リクナビから内定辞退しやすい人のリストを数百万円で買っていたそうです。
そのせいで不採用になったわけではないと言っていますが、学生はそうは思えないと主張しています。

ソルナという会社は、会社から依頼されて採用予定の人についてインターネットから人物像を探し出すそうです。
社長は「90%ぐらいは、ネット上の情報で、その人の人物像が分かる。」と言っています。

性格も能力も露(あらわ)になってしまっているのです。
裏アカウントは本性が出やすいので見つけ出し、攻撃性や自己顕示欲などをチェックして点数をつけます。

例えば、攻撃性だと、「はっ」「何言ってんの」など700ほどの言葉から判断するそうです。

本名を使うFacebookをやっている人はわかっていてやっているからいいですが、上のようなことをしている会社ならば、きっとハンドルネームでアカウントを作っていてもすぐに見つけられ、90%どんな人か暴かれてしまいます。

裏アカウントで、言いたいことを言っていれば、それがその人の人物像として認識されます。

もし、LAPRASの作っている人材データベースと、ソルナがやっていることが合体したらどうなるのでしょうか?

ちょっと恐くありませんか⁉️
ちょっとではありませんね。

一度インターネットに載せた情報は永遠に消えないとも言われます。

僕がこう書いているのも、性格を調べる材料になるかもしれません。

もしかしたら、数十年前にネット上でケンカした言葉がずっと蓄積されて行って、いざ就職活動という時には、なぜだかわからないけど不採用、というようなことが現実になっていくのかもしれません。

11月10日内容を少し修正しました。

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