愛知県にも緊急事態宣言
愛知県にも緊急事態宣言
先日、愛知県の学校が19日まで休校になることが発表され、検討の末、ゆいまーる学園も同じように予定を中止することとしました。
年度の初めを気持ちよく迎えられないのは、何とも悔しい気持ちがしますが、新型コロナウイルス感染の危険性があるということなので、仕方ない措置となります。
さらに今日9日には、愛知県の大村知事が10日午後、独自に「緊急事態宣言」を出すというニュースがありました。
先日の政府が出した緊急事態宣言ではないので、法律に基づいてはいないものの、それほど切迫しているというふうに理解した方が良さそうです。
政府も、愛知県にも緊急事態宣言を出した方が良いのか検討を始めたそうです。
昨日今日ほとんどの保護者さんに直接連絡をしましたが、そんなに気にしていない方もいらっしゃいますし、一方でこどもを電車には乗せたくないという方もいらっしゃいました。
最近は10代の人も危険があることが報告されていますし、家族にお年寄りがいらっしゃるときは特に注意が叫ばれていますね。
特に注意しないといけないのは、「三つの密」と言ってメディアでは注意を促しています。この三つがすべて揃う環境が特に危ないそうです。みなさん、本当に気をつけましょうね。
そして、不要不急の外出は控えましょう、とも言っています。
============================
この下は、個人の考えが中心です。
ただむずかしいのは、三密と不要不急の外出の間にはかなりのギャップがありますから、その間はどうなのか、ということが気になります。
道路上がどんなに混んでいても密閉はされていません。この場合はどうなるんでしょうね。
特に身近なのは、電車ですが、乗る時間、乗る便、乗る場所によっては、まさに三密が揃います。最近は換気はよくしているような気もします。
僕は、改札を通るところから、抜けるところまで、靴底以外はどこにも触れません。これが意外にできてしまうんです。
改札のタッチも、エレベーターのボタンのタッチも、つり革も、金属の棒のような手すりも、どこにも触れないようにしています。
混みあった電車であれば見送り、次の普通電車に乗ることもあります。
呼吸による飛沫は確かに気になりますが、最近は特にほぼ全員がマスクをしています。ガラガラの電車でおしゃべりする人もほとんでおいません。飛沫が飛ぶこともないような気がします。
前回も言いましたが、感染の確率は低くできるようにしっかり対策をしていくべきだと思いますが、必要以上に恐がることも避けなければいけません。
ところで、緊急事態宣言ということで、外出ができないように感じる人もたくさんいると思います。
とても難しいところですが、政府が出しても県が出しても強制力はありませんし、警察が来て逮捕することもありません。
公民でもありましたね。国民には自由権があります。好きな時に好きなところに行ってもいいんです。
ただ、自粛が要請されている、ということです。
もう一つ、公共の福祉、というのも習いましたね。これは突き詰めると他人の自由を侵害するならば、自分の自由も制限されるというような意味でした。平たく言うと迷惑をかける自由はダメ、ということでしょう。
外出することで感染を拡げるのはまさしくこれにあたると思われます。
政府が国民に働きかけるというのは、こういった法律の問題になります。
僕がここで言いたいことは何か。
首相や政府がいろいろ言ったり、先生や家族がいろいろ言ったりします。
でも、誰にもはっきりしたことはわかっていません。
こういう時は自分の頭で考えてほしいと思います。
何が危険で危険でないのか、感染する確率がどうなのか。
自由を主張していいのか、公共の福祉を考えなければいけないのか。
多くの情報をもらいながら、常に自分で考えて自分の行動を決めていってほしいと思います。
ただし、家族の意見やいろいろな意見もきちんの聞いて、できるだけ相談をしましょう。
それによって、精度が高まってくるはずです。