今年2学期の学園の様子
今年2学期の学園の様子
全日制の形で平日毎日通っている生徒は、今年は特に良い雰囲気だと感じます。
毎年この時期から、全体がまとまってきて、男女、中と高の境目もぐんと低くなってくるのですが、特に男子は男子でとてもまとまり、女子は全体で1グループになっています。
それでいて、新入生も温かく素早く迎え入れています。
男女間が仲が悪いわけでもなく、各男女グループ内の近さに比べれば差はありますが、それもなかなか良い感じだと言えます。
今日も、ほとんど生徒だけで企画を考え、一緒に楽しく過ごしていました。
先日は、相談して行う課題を提示すると、男女グループがそれぞれが上手に進行していて、全員の声、特に笑い声がよく聞こえてきました。
仲が良くて、平等感もあり、ことが進みます。人間関係については、安心して生徒だけに任せることができ、楽しそうな雰囲気を見るとこちらも楽しい気分になります。
通い始めたときの不安そう不満そう疲れていそうな顔を一人一人思い出すと、今は嘘のような笑顔です。
さて、どうして今年はそうなのか、考えるのですが、最終的には偶然の結果というのが最も正確なのだと思います。
その偶然をもう少し解明してみると、その雰囲気を作るような生徒がいることがわかります。
特に中心になっているリーダーということでもなく、それでいて、いい感じの雰囲気を作る要素を持った生徒が、次から次へとその雰囲気を伝染させていきます。
するとその雰囲気をもらった生徒も、それを発信するようになります。
きっと本人は無意識的なんでしょうけども。