フリースクール サポート校への通学は・・・
フリースクール サポート校への通学は・・・
1年に1~3回でしょうか。
電車運行が何かの理由で乱れて、何本か分の乗客が一本の電車に集中した時、その電車の中は異常な混み具合になりますよね。
四方で人と接触して身動きがとれなくなり、スマホを触ることはもちろん、最悪手を動かすことも難しくなる。
見ず知らずの他人と密着するのは何とも言えない気分です。
ただただひたすらこの状態が1分でも早く終わることだけを待つのみ。
この状態でちゃんと進んでいればいいんだけど、のろのろ運転になったり止まったりすると、本当に、助けてくれー、という気分。
このまま気を失ったら? 自分はまだいいけど、そんな人がいたら、さらにまたおくれるんじゃないかな、などと考えたり。
どうしてこんなに苦しい思いをしなきゃいけないんだろう、仕事・学校に行くのにこんなにまでする意味あるんだろうか、ということさえ考え始めたり。️
それについての答はきっとイエスなんでしょうね。
電車通勤の人たちは何度か同じように目に遭っていて、それでも最も早く着ける電車に乗ろうとする。
少し待ってあとから来る電車に乗ればまったく快適なはずなのに。
それでも「最初に来た電車」に乗るのは、やはり職場で待っている人がいるからなんでしょう。
それは、自分も生徒を待たせてはいけないと思うから、必死になるのはよくわかります。
こんなとき、いつも疑問に思うんですが、社会人は少しでも早く行かなきゃ、と思えますが、生徒たちはそう思えるのでしょうか。
やはり、先生に「電車が遅れたのはわかるが、もっと早くこれなかったのか」と言われそうなのがこわくて、やはり慌ててしまうのでしょう。出席数不足で単位を落とすのが心配になるのでしょうか。
僕が高校生や大学生なら間違いなく少しでも早くとは思えないです。
そして、その電車に乗ってしまったら、きっとトラウマになってしまうでしょう。
実際これほどのことがなかったのにも関わらず、あることがトラウマで予備校生の時はほぼ不登校の状態でしたから。
そこで提案ですが、こんな時、高校生や大学生の場合は2~3本あとの電車に乗ってきてもお咎めなし、にしてはどうでしょうか。
こんなに情報技術が進んでいるわけですので、それぞれの駅や電車で何時何分にどんな状況だったかは、把握できるようになるはずです。
具体的に言えば、遅延証明を工夫すればいいのだと思います。
その時、少々のんびりすることができれば彼らがトラウマを持つことも防げますし、1本目の電車はある程度乗客数も緩和され、二次被害などが起こる確率も下がります。
フリースクール・サポート校のゆいまーる学園では、そんなにがんばらなくてもいいよ、という考え方です。
今度のホームルームで、確認しようと思います。