面談期間が終わりました。
面談期間が終わりました。
1週間の面談期間が終わりました。
通信制高校の生徒、高認の生徒、中学生、それぞれ勉強のことや進学のことも話しましたが、高校や中学校と少し違うのは、生活面や精神面の話がずっと多くなることです。
高校や中学校では辛くて、フリースクールに来ると楽しくできる、
という生徒もいますが、たいていはしばらく引きずっています。
普段楽しそうにやっている生徒でも、トラウマを持っている生徒が多く、それは体験した人でないとわからないのだと思います。
時々、戦争体験の話を聞きますね。
警察を見ると異常な反応をしてしまう元兵士、
夜中に夢を見て、飛び起きる元兵士、
ある話になると急に拒否反応を示す元兵士、
絶対に戦争の話はしない沖縄の体験者
みんなトラウマを持っていて、それはそんなに簡単には消えないのでしょう。
戦争体験ほどのことはないかもしれませんが、フリースクールへ来る生徒はそういう簡単には消えない体験をした生徒が多いように思えます。
その中にはもちろんいじめもありますし、先生の対応に傷ついた生徒もいます。
面談中に涙が出てしまうお母さんもいますし、喧嘩が始まることもあります。
時々思うのですが、社会人はラクなのかもしれません。
どうしてもという時は、会社を辞めるとか、引っ越すとか、やり直すことができます。
実際にそうしなくても、「もうあんな会社辞めてやる」と言うことはよくあって、それができるということは頭の中にあります。
ほとんどの中学生や高校生はそういう発想はしないし、できないと思います。
逃げ場がないんですね。