ゆいまーる学園とは
ゆいまーる学園とは
ゆいまーる学園は、何らかの理由で、一般的な高校へ行くことが困難になった人のための、「ゆいまーる」(助け合い)を目的とした 民間の学校です。
高校の代わりとして、予備校として、または塾のように通学し、通信制高校を卒業、または高校卒業認定試験の合格を確実にし、大学、短期大学、専門学校、留学など次の進路へと接続します。
人生の中でつまづくこと、それは誰しもあることです。時には将来を考えて、暗澹たる気持ちになることがあるかもしれません。
しかし、この学園に来たほとんどの生徒が再び希望を見つけ、自分なりに前を向くことができています。
そんな思いがけず先の見えなくなった青年たちを、ゆいまーる学園は精一杯応援したいと思っています。
少人数スタイルで、学習面・生活面・精神面のサポートを一人一人きめ細かく行います。
あなたの将来を明るく価値あるものにするために。
メーテレで紹介されました。
ゆいまーる学園創立の理由
このゆいまーる学園を創立する前、私はある大手通信制高校サポート校で一人の担任をしていました。
しかし、サポート校の一員である限りその全体の方針に従う必要がありました。
残念ながら、ビジネスが第一目的のそのサポート校では、何よりも優先されるのは、生徒募集、でした。
生徒があふれる中、できることは、高校卒業だけはなんとかさせること、そして非行タイプの生徒による頻発する事件の対処、だけになっていきました。
私は、直接生徒たちと関わり続け、その生々しい現場を感じていました。
例えば、読み書きなど小学校中学校で学ぶ非常に基本的なこともできないままの卒業生、高校を卒業してもその次の進路へと行けない卒業生、通常の人間関係を構築することに不安を持ったままの卒業生、生活習慣を改善できず人生の目標を持つことができない卒業生、精神的に不安定で自己嫌悪が強く自分に自信が持てないままの卒業生・・・
「これではいけない。彼らをもっとなんとかしたい。できるはずだ。しかし、大手サポート校ではできない。」
そんな思いで立ち上げたのがこのゆいまーる学園です。
生徒たちにちゃんと向き合うことのできる少人数で、生徒ひとりひとりの実情・内面に合わせて、できる限りのケアをする、明るい未来の足がかりをつける、それがこの通信制高校サポート校の方針です。
ゆいまーる学園は人を気遣うおだやかな人が集まっています。
いじめや暴力のない、ほっとする平和で家族的な環境を構築しています。
学習面では、一人一人の目標に合わせて、中学校範囲の復習、高校卒業資格取得の学習、大学・専門学校進学のための学習ができる環境を提供します。
共に明るい未来をきずいていけるよう、元気な仲間とともに学び、考え、発言し、自分を表現し、楽しく過ごすことのできる、そんなスクールです。
学園長 佐 合 和 也
進み方は “ほっとステップジャンプ”
いわゆる学校では、ほとんどの制度や教育内容が決まっていますから、生徒たちはそれに従わなければなりません。
ゆいまーる学園は、法的には学校ではありませんから、生徒、保護者、学園の三者で何でも決めていくことができます。
そうです。三者で相談して一番良い方法を決めていきましょう。
「しなければならない」ではなくて、「した方がよい」ことを決めましょう。
まずは、ゆいまーる学園に入学したら、“ほっと”
安心できるところだわかります。生活のリズムを作りましょう。
1週間に1日通うところから始めてもいいと思います。
ゆいまーる学園は今のあなたの気持ちやあなたの状況にできるだけ合わせたいと思っています。
無理のないように、できるところから、少しがんばるところから始めましょう。
つぎに、“ステップ”
一歩一歩少しずつ前に進みましょう。
あきらめていた夢をもう一度取り戻し、自分のペースで進んでいきます。
そして、“ジャンプ”
自分に自信がついてきたら、次の世界にジャンプする準備を。
ゆいまーる学園に通っている間に準備して、さらに自信をつけます。
大学進学、専門学校進学、就職、留学 なんだってできます。
「ゆいまーる」とはどういう意味ですか。
「ゆいまーる」は沖縄の方言です。
「ゆい」は漢字で書けば「結」、助け合い、支え合う共同体のことです。
「まーる」は「まわる」の意、つまり「ゆいまーる」とは、
支え合う人の輪を意味します。
自分自身のペースとスタイルで学び、互いに励まし合い、
生涯の友となる仲間をつくる場が「ゆいまーる学園」
であってほしいと私たちは願い、スクール名としています。
いっしょに泣いたり、笑ったりできる仲間、心から信頼し合える
仲間とともに過ごす場が「ゆいまーる学園」なのです。