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通信制高校・サポート校の実情

通信制高校・サポート校の実情

週2日以上通学する通信制高校はサポート校を兼ねていることをお話しました。

通信制高校かサポート校かどちらで選ぶのか、
サポート校で選ぶ方が良いことは、こちら(通信制高校)でお話しました。


通信制高校・サポート校の選び方

通信制高校やサポート校については、先生や家族に聞いてみても、誰も知らないのが普通ですね。

ですから、間違って選んでしまう方が本当に多いです。

ここでは、通信制高校やサポート校の運営をしている人が知られなくないその実情を言ってしまいます。

それは、あなたに間違った選択をしてもらいたくないからです。
また、ムダなおかねを使ってもらいたくないからでもあります。

そのために必要なことは、実情を知ることともう一つは、入学を考えているあなたのほんとうの気持ちや意志を確かめることです。



では、実情からお話しします。
まずは、全日制の授業にあたるのが、通信制ではレポートですが、
約9割の通信制高校の生徒が、レポートの約8割を一人でできます。

通信制高校レポート自分でできる

青い部分が、一人ではできないところを表しています。

中学校へあまり通っていなかった人ではまったく事情は変わりますが、高校受験のための勉強をした人にとっては、通信制高校のレポートは驚くほど簡単で、中学校の知識でほとんどできてしまいます。

つまり、通信教育ですから、先生が教えるのをよく聞いていて、新しいことを吸収しなくても、教科書を見ればほとんどの問題は解けます

(※数学で苦しむ生徒は多いです。それから、中学校で英語が苦手だった人もある程度苦労します。)

そして、そのレポートのための授業をしているのがほとんどのサポート校です。

サポート校の授業のタイプは2つあります。
 ①レポートの問題を順々に説明していく
 ②生徒がわからないところを聞いてきたら教える

これは、どちらなのかパンフレットを見てもわかりません。時間割の中に科目名が並んでいても、授業をやっているとは限らないのです。

①にしても、②にしても、8割は自分でできてしまうので、①の場合「意味がない」授業だと感じてしまうことも多いのです。

②の場合だと、残りの2割だけのためにサポート校に通えばいいことになります。
この場合、サポート校に通うのは1週間に2時間も必要ありません。

そこであなたの気持ちですが、例えば、

「高卒資格が欲しいだけ」であれば、週2時間で十分です。

あるいはサポート校に行かなくてもいいのです。
というのは、広域通信制の場合、レポートの合格点は非常に低いので、すべてできなくても合格できます。

「高校の学習内容を学びたい」というのであれば、①のタイプの授業をしているサポート校を選ばなければいけません。

さらに、大学受験などを考えている人は、仮にレポートの内容をすべて覚えたとしてもまったく足りません。

全日制に比べると、その多くても6割、少なくて1割くらいの学習量です。

ですから、大学受験をしようという人は通信制高校の学習だけではまったく不足しています。

〔現在書きかけです。すみません。〕

高校生として卒業資格以外のことを望んでいるのか。
    友達が欲しい
    やりたいことを思う存分やりたい
    将来の道を探したい
    進学したい
    行事を楽しみにしている

全日制にないことを望んでいる人もいると思います。
    ルールが緩い方がいい
    グループ活動や集団活動が少ない
    

  • 授業料の高い学校と安い学校とどちらが良いですか。
    • 通信制高校やサポート校では費用の高い安いとその内容の良し悪しはあまり関係ありません。
      学校にとってもっとも費用のかかるのは人件費で、職員の数が多ければ、学費も高くなると考えられます。つまり、学費が高ければ、職員が多く手厚いサポートが受けられるだろうと考えがちです。

      通信制高校やサポート校の生徒にとって良い先生は、実はそんなに多くはありません。職員数が多いということは、確実に、生徒にとって有害な先生がいる確率が高くなります。
      生徒たちにとって、職員の存在がどれほど大きな存在かは言うまでもありません。
      つまり、学費が高い安いとあなたにとっての良い悪い学校なのかは別、ということになります。
      また、職員の中でも、管理担当者(~長の付く人)や募集担当者の人件費や、広告費に多くの費用をかけている場合もあります。

  • 担任の先生は、若い先生とベテランの先生とどちらが良いですか。
    • この答は、明らかにベテランの先生です。
      若い先生の方がベテランの先生よりずっと話しやすいというメリットはあります。
      しかし、通信制高校やサポート校は様々な生徒がいて、様々な問題が起こります。若い経験の少ない先生では、対応できないことが多いのです。
      また、若い先生は精神的にも安定していないので、強烈な個性を持つ生徒により、先生の方が影響を受けて不安定になることもあります。
      そういうことがあってもなくても、それでも長年続けている先生の方が安心です。


通信制高校とサポート校の関係

公立の通信制高校は各県にありますが、順調に3年(4年制もあり)の在学で卒業できる生徒の割合は大変低いです。50%を大きく下回ります。

そこで、生まれたのが(通信制高校卒業のための)塾であるサポート校です。
サポート校でサポートされることによって、卒業率はぐんと高くなります。

その後、高校を中退する生徒の受け入れ先として、いくつかの全日制私立高校が、広域私立通信制高校を設立しました。それに合わせて、他分野からサポート校への参入も多数ありました。
他分野とは、学習塾、語学学校、訪問販売会社、専門学校などです。

なぜ、参入したのでしょうか。それは、営利企業としてサポート校分野が利益を発生すると考えたからでした。今から大体十数年前のことです。生徒獲得競争が始まったのです。

やがて、通信制高校とサポート校は協力体制を築くようになりました。
募集活動や教務活動を協力するようになり、同時に二つの学校に入学するように勧められる形が一般的になってきました。

しばらくすると、サポート校の組織が新しく広域通信制高校を設立するという動きが発生してきました。

##特に他分野から参入したサポート校がそうでした。

##それと同じ頃に広域通信制高校がサポート校の役割をするようになったところもあります。

近年では、広域通信制高校が、学習塾などを勧誘してできたサポート校も多数あります。

通信制高校はしっかりしていて信頼でき、サポート校はただの塾、という考え方は間違っています

そのサポート校は、なぜできたのか、どのような性格をしている組織か、何を大切にしているか、など、つまり経営母体をぜひ調べることをお勧めします。

また、様々な経験をして苦しんでいる[きた]生徒たちの実情と、通信制高校やサポート校経営者の思惑の間に、大きなギャップがあることも大切な事実です。

サポート校では、あまり出席をしていません。

出席をしてもしなくてもサポート校では、単位に関わりません

ということは、出席に強制力はないのです。

さらに、レポートの学習のほとんどを自分でできてしまうので、出席する意味を感じなくなってしまいます

それでも出席するためには、その意味がなければならないはずです。

レポートの提出期限の直前だけ行って、わからないところだけ教えてもらえばよい、という形になりがちなのです。

これでは、ほとんど内容を理解したとは言えず、しかも出席もわずかで良いことになります。

サポート校について、お母さんがたが悩むのはこの点です。つまり、
  子どもはあまり出席はしない。行かなくても良い、と言う。
  行かなくても、やることはちゃんとやっているらしい。
  成績も悪くない(試験前だけしっかりやれば良い点数も取れます)
  担任も問題がない、と言う。

  では、何のための授業をやっているのか???
  授業料は何のために納めているか???

ゆいまーる学園では、出席することが自然になっています。

それには、次の3つの理由があります。

  1レポートだけでなく内容のある授業をすること(全科目ではありません)。

  2レポートが一人でほとんどできてしまう生徒には、それぞれが進路のために
   必要になる、レポート以外の希望の学習をしていること。

  3 まじめな生徒が集まっていること。

通信制高校のレポート以外の学習

オレンジ色のところがレポート以外の意味ある授業をあらわしています。

2も3もサポート校としては大変なことですが、ゆいまーる学園はずっとそれをしています。

スタッフ一人一人が、生徒たちに意味のある授業を行うこと、そしてできうる限り高校生としての学力や未来に意味のある教養を身につけてもらうこと、を自らに課しているからです。


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