3月の予定について、教室を開く理由など
3月の予定について、教室を開く理由など
3月も教室を開くことについて、考え方を述べます。
各自治体は休校の要請に従うところが多いようですが、開始を遅らせるところもありますし、感染者が発生しているのにも関わらず金沢市のように休校をしないことを決めたところもあり、対応が分かれています。
今回の要請の理由は、「多くの子どもや教員が日常的に長時間集まることによる感染リスクに備える観点からだ」(中日新聞)と説明しているそうです。
また、保育所、学童、高専は対象外だそうです。
この違いは人数の違いだけなのかどうか記述がありませんが、できるだけウイルス感染を広げないためという政策だと思えます。
つまり、比較的に人数の多いところを閉鎖させれば、感染スピードや感染規模を抑えることができるだろうという考えであることが予想できます。
政府の批判をするつもりはありません。
しかし、政府の目は、国全体などマクロ的(巨視的)に見ているのは当然です。
オリンピック開催を気にしているとか、パフォーマンス的なもの、だという批判もマスメディアではありました。
一方で、私たちの目の前にいる生徒や教室は、非常に狭い範囲で限られた生徒数になります。
数百数千数万といった小中高等学校、スポーツの試合、テーマパーク、コンサートなどに比べて、フリースクールはけた違いに小規模です。
また、教室では一人一人の様子は、一瞬にして理解できます。
もし体調の悪い生徒がいれば、すぐに見つけて声がかけられます。
(これからそういうことがあれば、今まで以上に慎重に対処することにします。)
もう一つ重要なこと。学園の生徒たちの性格を考えたとき、マスクの着用や手洗いなどを熱心に行うことが確信できます。
言われたことを比較的ちゃんと行う生徒たちが集まっています。
気になるのは、通学途中での感染、ということになります。
マスク、手洗い、咳エチケットなど。
これらについては、時間をとって生徒と一緒に考えたり、指導していきたいと思っています。
先週に生徒にも話したように、このような状況は私たち世代、保護者世代も初めてのことです。
よって、それぞれが考えそれぞれが判断するしかないと思います。
学習を遅れさせてしまうのか、いざというときのことを考え外出を控えるのか、それぞれのご家庭のご判断しだいだと思います。
(お子様だけでなくご家族に持病などがある場合、高齢者がいらっしゃる場合など、ご注意ください。)
ただ、授業の用意をするのは学園の義務ですので、これを行う方針にいたします。
ご意見があったら、ぜひご連絡をください。
ご意見によっては、対応を変更することもあり得ます。
卒業パーティーや卒業式などをどのような形態にするか検討中です。小規模にすることもあり得ます。
少々誤解があることもありますので記しますが、ゆいまーる学園はフリースクールで、フリースクールは放課後児童クラブ(学童)でも特別支援学校でもありません。
法律上の学校でもありませんので、今回の首相の要請のどれにも当てはまりません。
コメント
-
中学生の保護者の皆さんに聞いてみたところ・・・
政府の方針や他の学校と違うことをするので、少しだけ身構えて聞いてみましたが、全員に賛同していただきました。
「その(=授業が方があった)方がありがたい」というご意見も複数ありました。
今週も、ほぼ全員が出席予定ということになりそうです。