ウィッツ青山学園高校のニュース
ウィッツ青山学園高校のニュース
再びウィッツ青山学園高校のニュースがありました。
http://www.sankei.com/affairs/news/160914/afr1609140011-n1.html
など。
逮捕された監査役が、元教育事業部長として、この人中心に不正をやっていたんですね。
これゆいまーる学園の生徒も読みますので、繰り返し言わせていただきますが、ゆいまーる学園の関わる通信制高校ではこのような違法なこと、摘発されるような危ないことはないです。
前回、「続く」としてなかなか続けられなかったのですみませんでした。
http://yuima.jp/index.php?QBlog-20160305-1
これを機会に少し、書かせてもらおうと思います。
前回も述べたように、ウィッツ青山のような違法行為(就学支援金不正受給など)をしている私立通信制高校はほとんどないと思います。いくらなんでも異常だったといっていいです。
しかし、言い方を換えると、ここまではやらなくても怪しいことは多くの私立通信制高校がやっていると言っていいと思います。
ウィッツで有名になったのは、バスに乗った時にお釣りの計算をして数学のスクーリング=授業とする、高校まで歩いて通学して体育のスクーリングとする、というようなことでした。
これもウィッツは異常ですが、似たようなことはいろいろあるでしょう。つまりスクーリングといってもほとんど何も学んでいない、時間が少ない、など。
ほかにも考えられるのは、
○提出しない生徒のレポートをスタッフが書いてしまう
○単位認定試験の答えを、試験前に教えてしまう
先日クラーク記念国際高校についてもニュースになりました。
インターナショナルスクールの生徒を転入(転校)させて、その期間を日本の高校の期間に入れてしまっていた、ということでした。これも違法行為です。
彼らも「知らなかった」と答えていましたが、そんなわけないでしょう。
なぜ、私立通信制高校はこういうことをするのでしょうか。
簡単に言えば、教育する気がないんでしょうね。
おかね儲けの手段として高校を考えているので、めんどくさいことはしたくない、コストのかかることはしたくない。わからなければいいだろう。だから手の抜けるところはどんどん抜いていくことになります。
本来教育活動というのは、高校卒業資格が取得できるという結果が目的ではなく、それにいたるまでの過程=プロセスが大切なはずです。
プロセスをどんどん少なくしたり、なくしたりするとどうなるのか。
もっとも不利益をこうむるのは生徒たちです。
(ですが、生徒たちもらくな方がいいし、めんどくさいことはしたくないから、だから誰も文句をいわない。)
ウィッツ青山みたいなことはなくても、私立通信制高校では、叩いてホコリのでないところは少ないと思います。おそらくほとんどと言っていいでしょう。パンフレットやホームページでどんなに立派な言葉を並べていても。
本当に残念なことです。